こんにちは。
理学療法士・ヨガインストラクターのゆみこです。
ヨガの呼吸
鼻から吸って鼻から吐いて。
胸での呼吸、胸式呼吸だけではなく
おなかでの呼吸、腹式呼吸も合わせた
胸腹式呼吸を指導されるけど
「腹式呼吸って難しい」
そう感じる方も多いのではないでしょうか?
一般に、男性は腹式呼吸優位
女性は胸式呼吸優位な方が多いです。
そもそも私たち
赤ちゃんの時は
みーんな
腹式呼吸をしていました。
すやすや眠る赤ちゃんは
おなかが静かに上下しています。
これは
赤ちゃんの肋骨は水平に走行し
呼吸に関する筋肉が未発達なため
横隔膜の働きだけで呼吸しているから。
おなかが張ると呼吸が苦しいのは
腹式呼吸で頑張っている赤ちゃんならでは。
斜めに走行している肋骨は
腹筋が成長し
二足歩行による重力の影響を
しっかり受けた証。
この斜めに走行する肋骨が
縮んだり、広がったりする事で
胸式呼吸が成長していきます。
ではなぜ
男性と女性で違いが出てくるのか?
それは女性だけが持つ力。
妊娠
に秘密があります。
妊娠中
おなかが大きくなると
横隔膜の動く範囲が制限されてしまい
腹式呼吸も制限を受けます。
私たち女性の身体は
この妊娠に向けて
胸式呼吸優位に成長していっているのです。
妊娠中
特におなかの大きくなる後期には
肋骨の動きを意識した
胸式呼吸を練習していきましょう!
また
妊娠を経験した方は
大きなお腹の間
筋肉が伸びきってしまい
腹筋群の使い方が分かりにくい状態にあります。
産後、筋肉の長さが正常に戻っても
一度使うことをお休みしてしまった
腹筋群は使い方が分からず
/
お腹に力が入らない〜
\
そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか?
腹筋群はインナーマッスルと言われ
身体の土台を作っています
スムーズな手足の動きは
この土台があってこそ!
また、更年期からの尿もれ予防にも大切になってきます!
軽やかな身体
おばあちゃんになっても
健康な身体を維持するためにも
今から
腹筋群をしっかり使っていきましょう!
腹式呼吸が苦手な方も
仰向けに寝てみると
簡単にできますよ。
仰向けに寝て膝を立て
おなかに手を当てて呼吸していきましょう!
吐く息でおなかぺちゃんこに
吸う息はお腹のふくらみを感じていきます。
やさしく当てたその手が
上下する感覚に注意を向けていきましょう。
慣れてきたら座った姿勢でも
おなかに手を当てながら
腹式呼吸練習してみてくださいね。
水戸大洗のヨガ教室「ゆみこヨガ」
〜子供も大人もみんなで笑顔に〜 理学療法士としてお子さんの成長を支える一方、ヨガインストラクターとしてご家族やご兄弟、こども達の周りにいる方々と一緒に笑顔になれるヨガ教室を水戸・大洗、青山・表参道、西日暮里、さいたま・大宮にて開催。 美味しいものを食べたり、音楽を聴いたり、ファッションやネイルいろいろな趣味によって心の波が静まることを経験する。 そのツールにヨガも加えてみませんか。
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